こんばんは 第2第4火曜日担当たかだっちです。
GWは STAY HOME で自分時間がたっぷりあると思っていたら、苦手なせいでオンラインでやり取りするツールの勉強に結構時間がかかったり、急に気温が上がって衣替えやらイレギュラーな雑事に時間を取られたりして、気づけばあっという間に終わっていました💀
そんな中でも、隙間時間には新型コロナウイルスに関する情報、そのニュースの裏で世の中はどう動いているのかなど、情弱に陥らないような情報の集め方、脳の使い方をするようにしたり、その延長でちょっと工夫しながら毎日欠かさず人気のない時間帯にウオーキングしていました。
(情弱については以下参照)
情報はこんなに溢れているのにどうして次々と情報を求めてしまうのか?情報を集めていても情弱? – 50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!
自分のことのみならず大切な人はわたしが守る、という気持ち
心がけたのは、情報を集めるときは、ひとつの意見とその反対の意見の両方を検証することで脳を扁桃体任せにせず、思考を働かせるようにすること。
また、ウオーキングは本来の目的(運動不足の解消、有酸素運動としての効果)だけでなく、咲いている花を見て(めちゃくちゃきれいに手入れされているバラの花壇を通り過ぎるコースにしていたので)色から受ける身体的効果を取り入れたり、香りをかいだり、街を観察することで脳を刺激するようにしたり、視点を遠近に合わせて目のトレーニングをしたり、身体の不具合を点検したりと、自分をケアできそうなことを思い付く限り欲張ってみました。
よっぽど自暴自棄になっていない限りきっと、だれでもそうやって日常生活でチョット自分にいいこと、を取り入れる努力ってされていると思います。
ただし、この「チョット自分にいいこと」の考え方や行動を正しく選ぶのがまた難しいことありませんか。
そこで今回はどうやって選んでいったらいいかを一緒に考えたいと思います。
自分にいいことを正しく選ぶ
新型コロナウィルス
最近は最初の頃よりはひどくないとはいえ、まだまだとんでもないデマが拡散されているようです。
厚生労働省など、信頼できるHPなどから事実を見るように、なんていまさらですね。
ただその時も注意が。「事実」は物理的な現象なのでひとつしかありません。ですが、必ずそこには解釈をともなう各々の立場の「真実」があります。
例えばPCR検査の方法や罹患率、死亡率など国によって基準が異なると言われています。それを頭の片隅に置いておくことが大切ではないでしょうか。
例えば「お医者さん」とひとくくりに言われ様々な場面で発言を聞く機会がありますが、医学者なのか感染症の学者なのか、疫学の学者なのか、公衆衛生の学者なのかでは、ざっくり言うと病気を見て診断し治療する人と、ウィルスそのものを研究する人と、集団の中で病気がはやるメカニズムを研究する人と、社会の病気の予防や健康増進を科学的に研究する人、なのでやっぱり各々の立場から発せられる意見は異なることを意識しておく。
また、例えば不要不急の考え方も個人によって異なり、明らかな迷惑行為以外は別としても、自分と他人は違うものとの前提でよりよい着地点を探さないと、親しい人との間でも摩擦を起こしてしまうかもしれません。遠くの他人との摩擦の典型が自粛警察と揶揄されている人たちの行動でしょうか。
正しいと思って選んだ行動が、普段以上の通報や問い合わせで、治安を守る警察や最前線の医療、苦しい中での企業活動などの現場に余計な負荷をかけているとしたら本末転倒で悲しいことですもんね。
健康
ちまたに健康情報はあふれています。いやこれもそうじゃん、というつっこみはおいといていいですか?(笑)
誰が言っているのか、元になっているのはなにか、根拠、エビデンスは?
その知識が正しいのか正しくないのか、もう難しくないですか?
そんなときのとっておきの方法、奥の手を一つ。それは、日ごろから信頼できる勉強家の人を探しておく、ということです。
人間のカラダの事、健康のことは新しい事実が次々と発見され、常識と思われていたものが次々に覆っていくこともよくあります。
かかりつけのお医者さんでも、管理栄養士さんでも、スポーツトレーナーでも、だれでも。健康にかかわるお仕事、現場現場で見聞を広めている人と日ごろ会話を重ねていればおのずと何を根拠にお話しされるどういう人柄かわかりますから自分が迷ったときにその人がなんて言っているか耳を傾けるのは心強いと思います。それも複数いればいるほど、聞いた意見を自分の思考と経験を総動員して判断していくので出した答えが自分の自信につながると思います。
ここでも大事なことは、「真実」の情報を集めるときには、その立場によって見方意見が変わるということを意識において話を聞く、ということになると思います。
信頼している人でも「鵜呑み」は自分のものにはなりません。判断を丸投げしないでなぜ信頼に足ると自分が判断するに至ったか、そこ結構大事だと思っています。
そして、行動に移して自身の身体で試す時には、自分が心地いいか、このことを探るのが一番大切だと思います。
栄養
これまた、例えば朝食はしっかり食べよう、というものから朝食は食べなくてもよいという真逆のものまで様々あり、迷いますね。
これも心地よい、続けてみて自分に合っている、という実感を積み重ねて様子を見る(だって生まれてから死ぬまで朝ごはん食べずに生きた人と、生まれてから死ぬまで朝ごはん食べて生きた人、それ以外の条件は全く同じって人を比べた結果なんてどこにもないのですから。それぞれに限定的に、良いと考えられる根拠があるのみなので)ことで探るしかないと思います。絶対にどっちがいいとは個人差があってなかなか言えないと思います。
そこで、ちょっと脱線しますが、基礎代謝ってよく聞きますね。男女差、年齢や生活様式、体形によってもちろん違いはありますが、だいたい総エネルギー消費量のうち60%がこの基礎代謝(何にもしてない安静状態)で使われ、残り30%が生活活動(日常生活の動き)と運動で使われます。
さらに基礎代謝量を臓器別にみると肝臓、脳、筋肉でほぼ20%ずつ使われそれだけで60%を占めています。
そして総エネルギー消費量のうち約10%は食事で使われます。エネルギーを取るためにエネルギーを消費してるんですね。
また食事の内容が脂質だけだと4%<糖質だけだと6%<タンパク質だけだと30%摂取エネルギーから消費されます。
食事誘発性熱産生 / DIT | e-ヘルスネット(厚生労働省)
食事の内容大事ですよね。食べながらエネルギーが使われるならタンパク質をしっかりとったほうがますますエネルギーが使われる。ちょっと嬉しくないですか?(私は嬉しい)
でもじゃあパンだけ、おにぎりだけ、パスタだけ、腹持ち重視ではいけないの?
それらが好きだから、忙しいから、理由はどうあれ、それもいいと思います。毎食でなければ。バランスをどうとるか?が大事なのではないでしょうか。
安静にしていても身体の中では肝臓がエネルギーの20%を使ってると分かりました。
肝臓は、脂肪を分解するための胆汁をせっせとつくり、入ってきた糖質やタンパク質、脂質を体内で使える形に作り直し、有害物質については解毒から排出まで行っています。
栄養素は身体の中でチームで働きます。
いろんなパターンのチームがありますが、チームの人数とポジションは決まっています。どのポジションが欠けても試合に出られません。ストレスに打ち勝つビタミンCもビタミンB群がそろってなければ試合に出られません。
せっせと働く肝臓ですが同じ栄養だけでは同じポジションばかりダブります。材料は身体の監督であるあなたがしっかりメンバーがそろうように調達してこないといけないのです。これを考えると、一つのものだけ「ばっかり食べ」をしていてはメンバーがそろわない、何を食べるかいつ食べるか、選ぶ時のヒントにはなりませんか?
運動
運動を選ぶときは、というか、運動はしないといけない、と頭でわかっていても運動めんどくさい、とそもそも選ばない、または挫折した、という人も結構いると思うのです。運動が嫌いでない方は、もう何かしらの運動を選んでいると思います。ここから先は、運動そのものを遠ざけている、そういう人にぜひ読んで欲しい。
あ、ここから宣伝だな!あーーー待って待って待って!
ページとじるのちょっとだけ待ってください。笑
私はKaQiLa~カキラ~というエクササイズで運動をお勧めしていますが、このKaQiLa~カキラ~というレッスンをお伝えする人をインストラクターとは呼ばずカキラリストと呼びます(カキラの受講者の方はカキラー)。
カキラリストは決して押しつけがましくはありません。(←自分で言うな)
運動を指導していると聞くとバリバリのスポーツマン、スポーツウーマンを想像するかもですが、あんまり大きい声で言えませんが、特別バリバリに運動得意ですっていう人ばっかりじゃあないんです。主婦だったり、看護師さんだったり、事務職だったり、いろんな職業の人が(私も普通の主婦でした)、それどころか元々運動が苦手な人でもKaQiLa~カキラ~と出会ってなんじゃこりゃ、と思ったこと、だからこそ続けていける秘密を少しだけ聞いていただけたら、運動に関する選択の余地が生まれるかもしれません。
- つらい運動 痛い運動はいたしません
- できない動きがあっても完璧な形は求めません
- 自分を追い込んだりしません
え?そんなんでいいの?いいんです!身体が嫌がる動きや、無理がかかる動きは、それだけでむしろ逆効果と考えています。筋肉や目指す可動域ばかりに着目せず、機能解剖学に基づき今できる動きから上手に関節を使って(言われるままに動くだけ)同時に肺をしっかり膨らませる深呼吸をすると
- 関節が整うことで、筋肉の並びも整い血流アップ
- コリや痛みが軽減されて身体がもともと持つ機能が発揮される
- 日常生活がラクに、そしてさらに求める運動まで楽に行える身体にしていける
- 音楽とインストラクションに合わせるだけで楽しみながら続けられる
言葉で並べると、うそっぽくないですか?実はそれが悩みだったりして。一生懸命、口で説明すればするほど、そんな簡単でそんなにうまくいくわけないやんと。
わたしが初めてKaQiLa~カキラ~と出会った時もそうでした。
とあるカキラーさん「なにやってるって口ではうまく言われへんわ~とにかく一回騙されたと思って(!)一緒に受けてみて~!終わったらめちゃめちゃカラダ軽いから!」と確実にふたまわり以上は年上のオネエサマに勧められて、やってみた時の衝撃。
選ぶときは偶然でも、わたしにとっては、続けることは必然となりました。
その他、生活に取り入れるとちょっといいこと、と思われることは世の中にたくさんあり、特に新しいことなどは判断がつきかねる時もあります。
選ぶ基準を自分が持つことで、180度違う道に方向転換することになっても自信をもてること、選ばなかった方に心奪われるのではなく、選んだ方で自分と大切な人を幸せにしていけたらいいですね。